【国際協力のキャリアを目指す人へ】開発コンサル事務系就職のメリット・デメリット

こんにちは、Rizです。

文系の人が新卒で国際協力業界に就職したい!と思った時、開発コンサルへの事務系就職(営業職含む)は多くの方が一度は検討するのではないでしょうか。今回は、私が新卒から3年間働いてみて感じた、開発コンサル事務系就職のメリット・デメリットを書いてみたいと思います。

事務系ってどんな仕事をするの?

以下のツイートで書いたように、私の主な仕事はODA関連の調査や技術プロジェクトのプロポーザル作成支援や、契約・精算など、案件の日本側の事務支援でした。

会社によると思うので詳しくは直接ご確認いただきたいですが、開発業界でいうところの「営業」は、この「プロポーザル作成支援」を指す場合が多いような気がします。(他社の「営業」の人を相手に仕事をすることも多かったので。)

私の場合「事務」と言っても会社内の人事や経理、財務などをすることはありませんでしたが、どのような部署に配属になるかも会社によると思いますので、直接ご確認くださいね。

メリット

①国際協力のキャリアの土台を作れる

メリットとしてまず挙げられるのは、案件の事務を通して、ODAの基本的な流れやそれにはどんな立場の人がどのように関わり、どのように考えているのか、どんな手続き・スキルが必要なのかを実務レベルで学べることだと思います。

例えば、途上国で何らかのプロジェクトを行う場合、秘書となる現地人スタッフを雇い、契約書をかわし、給料を払い、領収書を取り付け、年金などを途上国に納め、JICA等に支出を報告する必要があります。こういった仕事を現地で直接行うのは専門家ですが、私は事務担当者として日本側からこういった一連のプロセスを支援していました。

どんなアクターでも(国連はよくわかりませんが…)、若手の国際協力ワーカーとしてなんらかのプロジェクトに入る時には、こういったロジを担当することが多いと思いますので、ここでの経験は今後かなり役立つと思っています。(実際、調査メンバーとして調査の仕事に携わった時もかなり役立ちました。)

ただし、事務担当がどの程度プロジェクトに関わるかは会社によっても異なると思いますので、要確認です!

②自分がどんな専門性を身につけていきたいのか見極める期間となる

私はソフト系のコンサル会社で働いていたので、事務職として様々な分野の案件を担当し、その分野の専門家と働く機会がありました。例えば、教育、保健、農業、評価、交通、都市計画、、などなど・・。一緒に働くことで、案件の中身についてはもちろん、最新の潮流や今後の課題について教えていただくこともありました。

私の場合、結局教育に進むことにしましたが、教育の専門家にいろんな学校に連れて行ってもらったり社内でゼミのようなことをしたり、読んでおくべき本を紹介してもらったり、他の専門家に紹介してもらったりしたことが、教育に進む決心のきっかけになったと思いますし、退職した今でも様々なことを学ばせていただいていて、とても感謝しています。

③自分次第でチャンスも?!

(これは完全にうちの会社の場合ですが、)私は、事務職でもしつこくお願いして、2年目の半ばからは調査団のメンバーとして調査に携わることができ、ODA関連の調査の流れや手法を学ぶことができました。

この経験は、大学院や奨学金アプライの際にもアピールすることができ、とても良かったです。

デメリット

①間接支援でのフラストレーション・不安

1年目は仕事を覚えるのに必死だったのですが、2年目にもなるとだんだん仕事でも独り立ちできるようになってきます。その一方で、プロジェクトにメンバーとして携わることが出来ない(事務担当として間接的に関わる事しかできない)日々が続き、フラストレーションが溜まることもありました。

事務をやっているからこそやはり案件の中身は携わってみないと分からないことがたくさんあることを目の当たりにし、プロジェクトに携わりたい気持ちが増していきましたが、頑張ってもプロジェクトに携われるかどうかは「?」だったので、今頑張った先に何があるのかわからなく、不安に感じたことも正直あります・・

②修士新卒の人との差

会社によっては修士を取ってから新卒で専門家として入社してくる人もいるので、自分より後から入った同年代の若手の仕事内容がどんどんレベルアップしていくのを横目で見るのは、悔しく思うこともありました。

今は、この3年間がなければ今の私はないと思っているので、無駄だったとは全く思わないですし後悔もないですが、特に2年目の前半、①で述べたように不安に感じていた当時は、先に修士を出ていた方が得だったのかも・・・と思ってしまうようなこともありました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。私が3年間で感じた事を率直に書いてみました。

何度も書きますが、会社によって「事務職」の職務の範囲は色々だと思いますので、関心を持たれた方はどんな仕事ができるのか、会社の担当者に問い合わせてくださいね!

新卒で国際協力業界を考えている方のご参考になれば嬉しいです。

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